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おひとり様シニアよ、大いにムダ口たたくべし!

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 「晩友」&「コミュニティ」   03 

砂丘のふたり 「おひとり様」で晩年を過ごす
高齢者の単身世帯が、全高齢者世帯の
4分の1に及ぶのだそうです。
「おひとり様」を長く続けていると、
真っ先に衰えてくるのが、声帯。
声を退化させないために、心がけたいこと。
ムダ口、大いにたたくべし! ですよ、みなさん。




 みなさん、ご存じでしょうか?
 日本の高齢者世帯(=65歳以上の高齢者がいる世帯)のおよそ4分の1は、男ひとり、または女ひとりの「おひとり様世帯」なんだそうですよ。
 内閣府が発表した「平成26年版高齢社会白書」によると、平成24年現在、「65歳以上の高齢者がいる世帯」の数は、2093万世帯で、全世帯数4817万世帯の43.4%。およそ4割を占めています。
 その内訳は、下記のとおりとなっています。

総数―――――――――――2093万世帯
単身世帯―――――――――486.9万世帯(23.3%)
夫婦だけの世帯――――――633.2万世帯(30.3%)
親と未婚の子のみの世帯――441.0万世帯(19.6%)
三世代世帯――――――――319.9万世帯(15.3%)
その他――――――――――242.0万世帯(11.6%)

 何を隠しましょう。かく申し上げる支配人・長住も、立派に(?)「単身高齢者」のひとりなのですが、実は、問題あり! この「おひとり様シニア」を長く続けていると、体にある顕著な変化が表れ始めるのですね。
 今回は、そんな話をしてみようかと思います。

カラスだれとも話さない生活が続くと、アレは萎縮する

 長住は、8年ほど前までは、自分のオフィスを持っていました。常勤のスタッフもいましたし、出入りする外部スタッフもいました。一日、だれとも話をしない――なんてことは、想像もできない生活でした。
 しかし、そのオフィスは、諸般の事情により、閉鎖せざるを得なくなりました。こうなると、生活は一変します。だれとも会わないまま一日を過ごす――という日が多くなりました。そんな生活が、早や、9年目に突入しようとしています。
 みなさん、こうなると、何が起こるか、わかりますか?
 自分では想像もしていなかったのですが、衰えてしまうんです、ある機能が。
 いいえ、みなさんが、いま頭に描いたようなこと(?)ではありませんよ。
 体の中のある器官が、萎縮してしまうんです。いわゆる「廃用萎縮」というやつですが、それが起こるんですね、声を出す器官=声帯に。
 声を出してしゃべるということを一定期間以上やらないでいると、声帯は萎縮して、声がどんどん出なくなってしまいます。
 他に何も取り柄はないけれど、声だけは……と思っていた自慢のハイ・バリトンが、実に情けないかすれ声になってしまっていることに気づいたとき、「こりゃ、いかん」と思ったわけです。
 声は、使わないと退化する
 「おひとり様」には、ぜひとも気をつけていただきたい――と思うことのひとつなのですが、そうならないためには、意識して、声を出すしかありません。
 とはいえ、ひとり暮らしの自室の中で叫んだりしていると、「あそこのジジイは頭がおかしい」と思われかねません。電車の中で大きな声を出すのも、道を歩きながら叫ぶのも、公序良俗という観点から言うと、決して好ましいこととは思えません。
 しかし、声は出さなくちゃいけない。それも、「会話」という形で。そのために、私が心がけていることがあります。
 題して《ムダ口、大いにたたくべし=5か条》
 中には、バカバカしいと思われる項目もあろうかと思いますが、長住は、いたってマジメに実践しています。本日は、それをご紹介させていただきたいと思うのです。

悪魔女
 第1条 
メールですむことは、電話ですませよ!

 近頃は、なんでもメールですませてしまおうとする傾向があるようです。
 そのほうが安くつく、ということもあるのでしょうが、生の声で話すことを避けたいという心理も、あるいは働いているのかもしれません。
 しかし、これをやっていると、「おひとり様」の声帯は、どんどん萎縮していきます。
 私は、逆を心がけています。
 電話ですむことは、極力、電話をかけるようにしています。メールですむことも、電話をかけるようにしています。必要があって、メールを送った場合も、「メール送ったよ」と電話をかけます。CMでバカにされても、電話をかけます。
 これが、まず第一です。

悪魔女
 第2条 
「口座引き落とし」は使いません

 特に、公共料金です。
 どんなに「口座引き落としが便利です」と言われても、必ず払い込み票を送ってもらって、コンビニで支払うようにしています。しかも、できるだけ「ローソン」で。
 余談ですが、ローソンで支払うと、「ポイントカード」に「来店ポイント」がつくからです。電気・ガス・水道・電話……と、支払いが4件あっても、一度ですませたりせず、4回に分けて足を運びます。そうすれば、ポイントも4倍貯まるからですが、それよりも何よりも、レジで会話を交わす機会が4倍に増える。これが、大きいんですね、わが声帯にとっては。
 で、せっかく会話を交わすチャンスですから、私は、そこで余計なひと言を発します。たとえば、こんな具合――

店員 こちら、領収書になります。
(「なるか、そんなもん……」と心の中では思いますが、そんなことはオクビにも出さず、ニッコリ笑って返します)
長住 ありがとう。
店員 大事にお持ち帰りください。
長住 いいこと言うねェ。(ほんとうに感心したように言います。←ここ、ポイント)
店員 エッ……!?(意外なことをホメられた、という顔で、ポカンとしています)
長住 なかなか言えないことだよ。そういう、気ばたらきのひと言はさ。若いのに、エラいッ!

 横から年増のベテラン店員が、「マニュアルですよ、マニュアル」と余計なひと言をはさんだりしますが、無視。以後、この若き店員は、私の顔を見ると、ニッコリ微笑んでくれるようになりました。

悪魔女
 第3条 
レジに「担当者」を作れ!

 もし、あなたが、スーパーなどにしばしば買い物に行くような生活を送っているのであれば、これは「ムリのない程度に、できれば…」なのですが、レジには「あなたの担当者」をひそかにお作りになることをおすすめします。
 もちろん、レジの担当者は、シフトによってコロコロと顔ぶれが変わりますから、第1、第2、第3……ぐらいまで、「心の中の担当者」を作っておいて、レジはできるだけその担当者のブースですませるようにします。
 言うまでもないことですが、これは、つきまとい行為などではありません。他の列が空いているのに、ムリにその人の列に並ぶとか、後ろの客がメイワクするほどに長々と彼女(またはカレ)に話しかけるとか、もちろん、彼女やカレの電話番号を尋ねる……などなどの行為は、厳に慎まなくてはなりません。
 それらのマナーをわきまえた上で、ちょっと「余計なひと言」をプラスするのです。そのひと言は、あくまで、彼女やカレの業務に関わること。しかし、少し余計…なひと言です。「いやぁ、きょうは込んでるね」でもいいし、「最近、野菜が高いよね」でもOK。
 私は、よくバラ売りの食材を購入します。パッケージされずに、ひと切れ98円とかで売られている魚の切り身などですが、ある日のレジ。その日のレジには、私のいちばんのお気に入り、Sさんが楚々とお立ちになっていました。

Sさん エーと……これ、ブリですか?
長住 惜しいッ!
Sさん エッ!? じゃあ……。(と、レジのパネルで食品名を探しています)
長住 ヒント! その子どもだよ。
Sさん もしかして、イナダ……ですか?
長住 ピンポーン!

 クスッ……と笑ったSさんとは、以後も何かと言葉を交わすようになりました。
 ハイ。長住はけっこう、遊んでおります。スーパーでも。

悪魔女
 第4条 
何かにつけて、「ありがとう」「ごくろうさまです」を口にせよ

 ま、これは、社会人としての常識のようなものでしょう。
 信号で学童の横断を指導しているグリーン・マドモアゼル(昔は「みどりのおばさん」と呼ばれました)がいれば、「おはようございます。いつもごくろうさまです」とあいさつ。
 街角でティッシュやチラシを配っているおねェさんがいたら、必ず受け取って「ありがとう」と声をかけます。
 ときには、これに「余計なひと言」をプラスします。

梅雨の雨空の下で呼び込みをやっている居酒屋の店員がいれば、「雨なのにたいへんだねェ。ガンバるんだよ」と励ました上で、「オレは入んないけどね」とやってツンとさせ、
夏の晴れた日にティッシュ配りをしている女の子がいれば、「熱中症にならないように気をつけるんだよ」と声をかけて、「おじさんも気をつけてね」と、フレンドリーなレスポンスをちょうだいし、
木枯らし吹きすさぷ冬の路上で案内プラカードを持って立っているか細い女あれば、「風強いのに、細い体でたいへんだね」とやって、ちょっとうれしそうな顔をさせ……。

 という具合に、ムダ口をたたきまくっております。

悪魔女
 第5条 
勧誘電話は適当に相手すべし

 「おひとり様」の部屋には、実にさまざまな勧誘の電話がかかってきます。
 ひと頃までは、「いまならまだ間に合う」的な「結婚紹介所」の勧誘が多かったのですが、ここ数年、それがパッタリなくなったと思ったら、やたら増えたのが「互助会」の勧誘と「墓地」のセールス。
 その種の電話は、相手が「○○寺の近くに新しい墓地が……」などと切り出したとたんに、「けっこうです」とブチ切りしていたのですが、最近は、せっかくかかってきた電話なのにもったいない――と考えるようになりました。
 どうせなら、少し遊んでやれ――というわけです。

勧誘者 あの、ご主人さまでいらっしゃいますか?
長住 「ご主人さま」ってほどのものじゃないけどね。
勧誘者 そんな、ご謙遜を。実は、わたくし、今度、○○にできた新しい霊園のご案内で……。
長住 レ・イ・エ・ン……? 何、それ? 遊園地のようなもの?
勧誘者 じゃなくて、墓地なんですが……。
長住 ああ、墓地ねェ。つまり、あれ? おまえも、ボチボチ入れよ、と。そういう案内?
勧誘者 じゃなくて、将来に備えてですね……。
長住 あのさ……。
勧誘者 ハイ?
長住 これ、時給いくら?
勧誘者 エッ!?
長住 バイトなんでしょ? テレアポとかいう。いくらなの、時給?
勧誘者 い、いや……それは、ちょっと……。
長住 私もね、やってみようかなと思ってるんだ。ちょっと教えてよ、いくら? 一日、何時間? もしかして、歩合制だったりするわけ?
勧誘者 ど、どうも……失礼いたしました。

 そこで、電話はプツン。
 もう少し遊ばせてよ――と思ったのですが、どうやらそのアポインターには、そんな心のゆとりはないようでした。
 世の中からは「害虫」のように思われている電話勧誘ですが、逆手にとって遊ぶ方法もないわけじゃない――という話でした。
 ただし、これ、

 話力に自信のない方には、絶対におすすめできません。

 相手のペースに巻き込まれて、ヘタしたら、その術中にはまってしまう危険性大! だからです。

 以上、声を退化させてしまわないために、単身者・長住が心がけている「できるだけムダ口をたたく5か条」でしたが、もちろん、身近に会話を交わすお相手がいる方は、「ああ」とか「ウン」だけでなく、できるだけセンテンスになる会話を交わされることをおすすめします。いいじゃないですか、それがときに「口ゲンカ」になったとしても。
 そうそう。もしお金と時間に余裕があれば、流行の「昼カラオケ」なんぞをのぞいて、2、3曲うなってみる――というのもいいかと思います。いずれ、私ものぞいてみて、レポートをお届けしようかと思っております。

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Re: No title

私の生き方さま

いつも、コメントありがとうございます。

> まるで、わが妻のような・・・(笑)

奥さん、話術に長けていらっしゃるんでしょうね。
奥さんを見習って、ムダな話もしたほうがいいと思いますよ。
私は、近頃、やたら、独り言で演説をしています。
独り言のうちはいいのですが、
これを電車の中とかでやり始めると、
ちょっと危ないですね。
気を付けます。

哲雄

Re: No title

呑兵衛あなさま

コメントありがとうございます。
同感ですね。
私も、ブログに書くことを止めたら、
一気に老け込むような気がします。
おたがい、ガンバりましょうよ。

哲雄

No title

まるで、わが妻のような・・・(笑)
とにかく、誰とでも親しく話をする。勧誘電話もそうです。小一時間も、世間話をして、購入せずに切ってます。
やはり、男性はなかなかそうはいきません。用件が終わると、後は特に話もなし・・・という感じです。

最近、ブツブツ独り言を言う高齢者をよくみかけます。多分、架空の誰かと話してるのでしょうが、それでも誰とも話さないよりはいいのかな、と思いました。怖いので、なるべく近寄らないようにしてますが・・・

No title

黙っていると、ボケやすくなると聞きました。
特に、妻に先立たれた爺はそのようです。
ブログでもよいから、大いにぼやいて、大いに徘徊することがボケ防止になると信じています。
本日までのご来場者数
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