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人生結婚2回説。「年齢差20」の壁を越えて





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 灰になるまで恋シチュー   01 

手と手
かつて大真面目に、
「人生結婚2回説」なるチン説を
唱えた学者がいました。
ただし、この先生の学説、実行するには、
ひとつだけ条件があります。
それは、「年齢差20以上」の恋。
その理由は――




 このチンなる説を唱えたのは、林髞(はやし たかし)という先生。もう50年近く前に亡くなられた偉大な大脳生理学者にして、「木々高太郎」のペンネームで推理作家としても活躍された御仁。『頭のよくなる本』というベスト・セラーをお書きになったことでも知られています。
 で、この多彩なる大脳学者が提唱したのが、《人生結婚2回説》
 かいつまんで言うと、この学説(?)は、こういうこと。

 男は、50~60歳になったら、20~30代の若い女性と結婚する。
 その女性が、50~60歳になる頃には、
 亭主はたいていくたばっているだろうから、
 今度は女性が、20~30歳年下の若い男と結婚して、その成長を見守る。


 こうすれば、みんな人生で2回ずつ結婚できて、ハッピー。国力も維持できるじゃないか――とおっしゃったんですね、林先生は。「国力を維持」ウンヌンに関しては、支配人・長住は、反論すべき材料も、賛同すべき材料も持ち合わせておりませんので、コメントいたしません。「みんな、ハッピー」に関しては、「さもありなん……」と納得できる部分があります。
 そして、ここが肝心。
 「少子高齢化」が問題視されるいまとなってみれば、このチン説にも「一考の価値あり」とも思えてくるのです。

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永遠に循環する「人生結婚2回」のサイクル

 林先生の学説をわかりやすく図にしてみると、こうなります。

人生結婚2回説図

 図からもわかるように、ここには、4種のパーソナリティが登場します。

・20~30歳年上の男性と結ばれる20~30代の若い女性
・20~30歳年上の女性と結ばれる20~30代の若い男性
・20~30歳年下の女性と結ばれる50~60代のシニア男性
・20~30歳年下の男性と結ばれる50~60代のシニア女性

 「人生結婚2回説」が、ハッピーなシステムとして運用されるためには、上記A~Dの各層がすべて「ハッピー」と感じる必要があります。
 のみなさんが満足されるであろうことは、何となく想像がつきます。問題は、20~30歳年上の男性または女性を「結婚相手」として選ぶ、「若い女性」や「若い男性」がいるのか――という疑問です。
 こういう奇特な男女が、社会的にある程度の量、存在しないことには、そもそも前提となる「年齢差20~30の結婚」そのものが成り立ちません。
 しかし、みなさん。これが、案外捨てたもんじゃない。世の中全体の傾向として、「年齢差婚」は、確実に増えています。しかも、男性が年上の女性と結ばれる率が、かつてとは比べ物にならないくらいに増えているのです。
 それには、理由があります。

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20~30歳年上の相手と結婚するメリットに、若者たちが気づき始めた

 そうなのです。最近の「年齢差婚」増加の背景には、そのメリットに若者たちが気づき始めたというこもあるのではないか――と、長住はニラんでいるのです。
 そのメリットとは――? 男女別にまとめてみました。

若い女性が感じる20~30歳年上の男性と結ばれるメリット
〈1〉相手に経済的余裕があるので、結婚生活を豊かに始められ、育児・教育にもお金をかけられる。
〈2〉人生経験豊富な相手から、生きる知恵などを吸収しながら自分も成長していける。
〈3〉相手は少しずつ時間に余裕ができてくる(=ヒマになる)ので、仕事が忙しい女性の場合など、育児・家事を手伝ってもらうことが期待できる。
〈4〉これくらい年上だと、相手に寛容力が備わっている場合が多く、若い男のように行動を束縛されずにすむ。束縛しようにも、そのうち体力的について来れなくなる。

若い男性が感じる20~30歳年上の女性と結ばれるメリット
〈1〉母親のように面倒を見てくれるので、安心して仕事に専念できる。
〈2〉少々のわがままや放蕩も聞き入れて、いつまでも自分を子どものようでいさせてくれる。
〈3〉若い女性のように「あれして」「これして」の要求が少なく、余計な労力を使わずにすむ。
〈4〉女性に慣れてない、どちらかと言うと「草食系」な男性でも、やさしくリードされて、「女とは何か?」を学ぶことができる。

 彼らにそういうメリットを感じさせるには、シニア側にもそれなりの条件が求められます。ざっとまとめておきましょう。

年齢差20~30歳の異性をゲットできるシニアの条件
〈1〉ある程度の財力・資産をキープできていること。
〈2〉豊富な人生経験とそこから得た知恵を身に着けていること。
〈3〉経験を経て身に着けた寛容さとある程度の包容力を備えていること。
〈4〉日常生活に不自由のない健康さを維持できていること。
〈5〉すでに自分の子どもが独立して「子離れ」できていること。

 これらの条件がクリアできていれば、親子ほどに歳の離れた異性と恋に落ち、10年や20年、場合によっては30年ほど、「愛ある生活」を送るチャンスは、大いにあり――と、私は思っています。
 ただし――です。林先生がノーベル賞的チン説「人生結婚2回説」を提唱された時代、日本人の平均寿命は、男=77歳女=83歳ぐらいでした。いまは、それが、男=81歳女=87歳にまで伸びています。
 こうなると、「年齢差婚」を実践に移す場合、シニア側には「ある種の覚悟」が求められます。

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「若い伴侶」は、時期が来たら「リリース」する覚悟を!

 その「覚悟」とは、「若い妻」「若い夫」を、「ある時期」が来たら「リリース」してあげる――という覚悟です。
 「ある時期」とは、どういう時期か?
 簡単に言うと、

 もはや自分には、健康に結婚生活を営むことができない。

 と、自覚できた日――ということになるでしょうか。
 そういう時がやってきたら、「もう、キミ(あなた)は、ボク(私)から自由になっていいよ」と言ってあげる覚悟を持って、日々をすごすということです。
 「ある時期」は「健康寿命が尽きたと自覚できた日」と言い換えてもいいかと思います。
 「健康寿命」とは、「健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間」と定義されています。2013年の厚生労働省の発表によると、日本人の「健康寿命」は、

 男性=71.19歳
 女性=74.21歳


 となっており、「平均寿命」との間には、男性で約9年女性で約13年のタイムラグがあります。つまり、人は、その晩年のうち、最後の約9~13年間を「健康とは言えない状態」ですごすことになるわけです。
 その期間まで、相手を結婚生活の中に縛りつけてしまうと、若いパートナーは「2回目の結婚」へと進む機会を逸してしまいます。これでは、「人生結婚2回説」は成立しなくなってしまいます。

 「人生2回目」の結婚に関しては、「キャッチ&リリース」の精神で臨むこと。

 この覚悟が、この学説を成立させるためには必要不可欠――と、私は思います。
 私は、その覚悟の中には、「若い妻」「若い夫」に「2回目の結婚」の可能性が芽生えた時点で、いさぎよく「後進に道を譲る覚悟」も含まれると思うのですが、さて、その覚悟をもって事に臨める人がどれくらいいるか? 成否はそこにかかっていると思います。

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リリース後の高齢者を受け入れるコミュニティが必要

 もうひとつだけ、解決しなければならない問題があります。
 「2回目の妻・夫」をいさぎよくリリースしてしまうと、本人は再び、「孤独な単身高齢者」に戻ってしまいます。そうなったとき、どうするか――という問題です。
 ここまでは、さすがに林先生もお考えにはならなかったようです。
 私は思うのですが、「2度目のパートナー」をリリースした時点で、すでに本人は、かなりの高齢。肉体的にも、精神的にも、「3度目の結婚」へと進む余力は、残されていないだろうと思われます。
 しかし、そのまま放っておくと、このシニアは「単身高齢者」となってしまい、ヘタすると「孤独死」することにもなりかねません。
 「人生結婚2回説」を完成させるためには、リリース後の「単身高齢者同士」が集まって暮らすコミュニティが必要――と、私は考えます。いま、注目されている「サービス付き高齢者住宅」もそのひとつ。現在は、認知症対策として考えられている「グループホーム」も、もう少し、考え方を拡大して、単身高齢者同士が助け合って生きていける施設として運用してみてはどうか――とも思います。
 あるいは、多世代型の「シェアハウス」という構想もありかと思います。
 ま、ここから先は、国や自治体の問題。
 おまかせすることにしましょう。

支配人の近著です


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