松たか子と松島菜々子が見分けられなくなったら…





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 ボケモンGO!   02 

ボケじいさん

歳とともに衰えてくる脳の機能のひとつに、
人の顔を識別する能力があります。
「この人、だれだっけ?」と感じることが、
確実に増えてきます。
特に感じるのが、TVなどに出てくる人の顔の区別。
みなさんは、たとえばAKB48のメンバーの顔を
識別することができますか?




 だれだっけ、この人?――と、TVを見ながら思うことが増えた。
 これって、脳の老化の始まり?
 そんな不安を覚える人もいるかもしれません。筆者・長住も、しばしばそんなふうに感じることがあります。
 たとえば、下記の2枚の写真。みなさんはどっちがだれだか、一瞬で判断できるでしょうか? 私は、ときどき迷うんですね。

松たか子 松島奈々子
出典/https://goo.gl/images/tDqozR      出典/https://goo.gl/images/DSBEA4

 もちろん、左が松たか子さん、右が松島菜々子さん――なのですが、メイクなどによっては、どっちだかわからなくなり、番組表で出演者を確認したりします。
 有名女優でさえそうなのですから、AKB48のメンバーの顔を識別するなんぞ、もう、至難のワザです。
 そういうことが、日常生活でも起こります。

ふくろう
脳の「顔認識」システムは、加齢とともに衰える

 あれ、あの人――と、街ですれ違ったり、駅で見かけたり、何かの集まりで顔を見たりした人に、首を傾げる。
 どこかで見た人かもしれないのだが、どこで会ったのか、どういう関係の人だったのかが、思い出せない。
 あなたにも、そんな経験があるのではありませんか? 筆者は、しょっちゅう経験しています。
 その逆もあります。
 「この前、駅でお見かけして、会釈をしたんですが、気がついてくれませんでしたね」なんてことを、私も何度か、言われたことがあります。
 もしかしたら、そのときはボーッとしていて、会釈されたのに気がつかなかったということもあるかもしれません。あるいは、その人の顔をよくは覚えていなくて、会釈が自分に向けられたものだとは思わなかったのかもしれません。
 一度や二度、会っただけで、特に、その人に「嫌い」だとか「好き」だとかいう、特別な感情を抱いたのでなければ、顔はウロ覚えしている程度ですから、こういうことが起こることも、想定の範囲内かと思います。

 反対に、こういうこともあるかもしれません。
 街角でふと見かけた人を「どこか見覚えのある人」と感じて、つい、「久しぶり」などと声をかけてしまう。あるいは、「どうも……」と会釈をしてしまう。
 特に、それが、かつて想いを寄せた異性であるとか、昔、世話になった先輩や友人である――などという場合、筆者などは、「あれ……?」と振り向いて、相手の顔をまじまじと見つめてしまい、「何よ、このおっさん」と怪訝な顔をされたりもします。
 こちらの場合は、自分の脳の中に保存されている「顔の記憶」と目の前の人物の「顔」の照合、つまり「顔認識」がうまく機能してないことが原因と思われます。

ふくろう
人は人の顔を「∵」ぐらいにしか認識してない

 人が人の顔を記憶するというしくみについては、ほんとうのところは、まだ解明されていません。
 ハッキリしているのは、人が図形を認識するしくみと顔を認識するしくみは、どうやら違うシステムらしい――ということ。そして、人の脳の「側頭連合野」には、「顔の記憶」に関わる「顔細胞」と呼ばれる神経細胞が存在する、ということ。
 現在の段階でわかっているのは、ここまでです。
 しかも、人が人の顔を認識するしくみというのは、わりと大雑把です。赤ん坊が人の顔を識別するときなどには、2つの目と口の位置関係などから、それが人の顔であるということを記憶すると言われています。単純化すると、だいたいこんな感じです⇒「」。
 この「∵」が「人の顔」に見えてしまう錯覚を「シミュラクラ現象」と言いますが、「∵」をさかさまにして「∴」にしてしまうと、もう「人の顔」に見えるという錯覚は起こりません。人の顔を上下さかさまにしてしまうと、だれの顔だかわからなくなってしまうんですね。
 人間の視覚は、それほどアテにならないということでもあるのですが、もともと怪しいその能力は、10歳ぐらいまでに急速に発達し、20歳前後でピークに達します。その後は、徐々に下り坂を迎え、高齢になればなるほど、相手の顔がわからなくなっていきます。
 人の顔の区別がつかなくなるというのは、さからえない「老化現象」でもあるわけですね。

ふくろう
周りの女性が、みんな美しく見え始める…?

 支配人・長住は、「それも致し方ないこと」とあきらめています。
 しかし、顔の識別能力が衰えるということは、わるいことばかりではありません。
 昔ほどには、顔の細部にこだわらなくなります。「それほど美人ではない顔」も、「美人」と思うことができるようになります。

 歳をとるほど、周りの女性が「美人」に見え始める。

 これは、私の友人たちも口をそろえて言うことです。これはこれでいいことだと、私は思います。「美人」だらけの世界で、余生を楽しく過ごすことにしようか。最近は、そんなふうに考えることができるようになりました。

支配人の近著です


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