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「孤独死」しないために、いま、考えておくべきこと

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 「晩友」&「コミュニティ」   08 

砂丘のふたり
支配人が恐れていることがあります。
死んだことをだれにも気づかれないまま、
放置される「孤独死」が、
これからどんどん増えていくのではないか。
この恐れを取り除くには、どうすればいいか?
いまのうちに考えておくべきことがあります。




 すでにみなさん、耳にタコができるほど聞かされているだろうと思いますが、日本という社会は、全人口の4分の1が65歳以上の高齢者という、前例のない「高齢化社会」に突入しています。
 その高齢者のうち、約600万人が「ひとり暮らし」。公営住宅も、4分の1が単身高齢者で占められています。
 問題は、この「単身高齢者」。そのひとり暮らしの高齢者が、だれにも気づかれないままひっそりと亡くなり、発見されるまで放置されてしまうというケースが、増えているのです。
 こういう「死」は、「孤独死」と呼ばれようになりました。その数、年間約3万人
 毎年、3万人もの人間が、その死をだれにも気づかれることがないまま放置され、腐乱したり、白骨化した状態で発見される。
 海外のメディアは、日本で起こっているこの事態を、驚きをもって伝えています。
 地方の過疎地域でも起こり得る問題ですが、数としては、大都市の真ん中で起こる事例が圧倒的に多い。筆者はそこに、問題の根の深さを感じています。

カラス「大都会」は、人間が「孤立」する「無縁社会」

 2015年に東京23区内で、だれにも看取られずに自宅で死亡したひとり暮らしの高齢者(65歳以上)は、3116人に上ります(東京都監察医務院)。
 これは、統計を取り始めた2003年の2・1倍。そのうち、1973人が男性、1143人が女性。全国的にも同様の傾向が見られ、「孤独死」する高齢者は、女性よりも男性が圧倒的に多いようなのです。
 これは、なぜか?
 そこにこそ、「孤独死」が増えていく原因のひとつが、隠されているように思えます。
 もう、みなさんお気づきかもしれませんが、実は、男性高齢者と女性高齢者のいちばんの違いは、コミュニケーション能力にあります。
 女性は、どちらかと言うと、「そうよね」「そうだわね」と「同調」し合い、共通項を見つけてはうなずき合う「ヨコ型」のコミュニケーションを得意とします。こういうコミュニケーション能力は、地域でコミュニティを形成するのに、優位にはたらきます。
 一方、男性は、どちらかと言うと、「どちらが上か?」「どう違うか?」を重視し、序列や順位や役割・地位にこだわってモノを言う「タテ型」のコミュニケーションを得意とします。こういうコミュニケーション能力は、会社や軍隊や学校という組織社会では優位にはたらきますが、地域社会でコミュニティを形成するのには、あまり役に立ちません。というより、むしろジャマです。
 女性が、近所の住民と気軽にあいさつや世間話を交わして、地域社会に溶け込んでいくのに対して、男性は、隣同士とさえ、ろくにあいさつも交わさず、地域社会に溶け込むのが下手です。
 つまり、男のほうが地域社会で「孤立」しやすい性質を備えているわけです。
 「隣のおじさん? この前まで、元気に外出したりしてたようだけど、そう言えば、最近、姿見ないわねェ」となり、気がつけば「死んでいた」となるケースが、珍しくありません。
 このコミュニケーション不足が、「孤独死」を増やしてしまう大きな一因になっている――と指摘されているのです。

カラス孤独死」してしまうのは、こんな人が多い

 「孤独死」してしまう人に多く見られる特徴は、次の7点です。

1・高齢者(特に男性)である。
2・独身(配偶者と死別、離別または未婚)である。
3・親族がいないか、いても近くに住んでいない。
4・定年退職したか、または失業により、職業を持っていない。
5・慢性疾患(特に成人病疾患)を持っている。
6・アパート、マンションなどの集合住宅(隣家に無関心)に住んでいる。
7・地域のコミュニティに参加していない。

 これらの項目のいくつかに該当するという人は、自分にも「孤独死」してしまう可能性があると考えて、何かしら対策を立てておく必要があるかと思います。
 その「対策」には、「単身高齢者」が自らやるべき対策と、周囲の人間がやるべき対策があります。
 まずは、単身者が自ら実践すべき対策のほう――。

カラス「生存」を確認してもらう方法が必要

 死後、何日も、ときには数カ月以上経ってから、「孤独死」が発見されるケースには、いろんな場合があります。よく指摘されるのは、以下のようなケースです。

・新聞、郵便物が何日も取り込まれないまま、ポストなどに溜まっている。
・洗濯物が何日も干しっぱなしになっている。
・昼間も電気が点けっぱなしになっている、あるいは、夜も電気が点いてない。
・ガス、水道のメーター値に変動が見られない、あるいは不自然に少ない。

 こういう現象が見られる場合、周りの住民が「不審」に思って管理会社に通報したり、もし自治会などが組織されていて正常に機能していれば、安否確認の訪問をするなどして、異常が発見される場合があります。あるいは、ガスや水道の検針員などが異常を察知して、管理会社に通報する場合もあります。
 しかし、いずれの場合も、発見はすでに手遅れ。遺体も、かなり傷んだ状態で発見されることが多いようです。

 ネットなどを使って「単身高齢者」の安否を見守るサービスも、提供されています。
 主なものを挙げてみましょう。

企業が提供している「見守り」サービス
サービス名提供企業提供形態初期費用利用料(月額)
サービス内容
ホームセキュリティセコムレンタル工事49000円・保証金20000円5900円
買い取り294600円
通常の防犯、火災監視、非常通報などに加え、一定時間、動きを確認できない場合に異常として通報される「ライフ監視サービス」、救急通報のできる「マイドクタープラス」などのオプションが用意されている。
みまもりほっとラインi-pot象印マホービンレンタル契約料5000円3000円
無線通信機を内蔵した「i ポット」(レンタル)を高齢者が使うと、その情報がインターネットを通じて、離れて暮らす家族に送信される。
みまも~る東京ガスサービス契約加入料金5000円940円
離れて暮らす家族のガスの利用状況を、携帯電話のメールやパソコンで毎日知らせてくれるサービス。
つながりプラスこころみサービス契約入会金10000円8000円
高齢のひとり暮らしの親に、担当コミュニケーターが毎週2回電話し、電話の内容をその都度家族にメールでレポートする会話型の見守りサービス。
上記の料金はすべて〈税別〉です。

 この他、通信会社などが、端末に搭載して使う、高齢者見守り用のアプリを発売したりしていますが、これには、無料で使えるものもあれば、専用の端末が必要になるものもあり、料金もまちまちなので、ここでは詳細な説明は省きます。
 もし、老後資金に余裕があるのなら、こうした企業のサービスを利用するというのも、「孤独死」を防ぐひとつの方法かと思います。
 しかし、限られた老後資金の中でのこれらの出費は、東京ガスのものを除けば、けっして「安い」と言えるものではありません。
 そんな余裕ないよ――という人もいようかと思います。
 支配人・長住も、そんな「余裕ない」独居老人のひとりです。
 では、どうしたらいいのか?
 自ら「安否」を発信し続けるしかありません。

  私は、こんなに元気に生きてますよ。
  きょうはちょっと熱が出て、臥せってますよ。
  このところ、調子わるくて寝込んでます。


 そういう情報を自ら発信して、周囲に、「あの人、大丈夫かしら?」と気づいてもらうようにするしかない――と、私は思うのです。
 どうやって?
 その方法については、次回、あらためて考えてみたいと思います。

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